格安SIM以外で、スマホを安く使おうと思った時、楽天モバイルとLINEMOが候補に上がりますよね。
どちらも使い方によっては、月額1,000円以下にする事が可能です。
ただ、お得に使うためには、契約前にそれぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
そこで今回は、楽天モバイルとLINEMOの概要を解説して「料金プラン」「かけ放題」「キャンペーン」で徹底比較していきます。
楽天モバイルとLINEMOを徹底比較
楽天モバイルとLINEMOを比較する前に、それぞれの「概要」と「特徴」を把握しておきましょう。
まず楽天モバイルから解説していきます。
楽天モバイルの主な特徴5つを解説
出典:楽天モバイル
楽天モバイルの「概要」をまとめると以下のようになります。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | |
月額料金 | 〜3GB :1,078円 〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
データ通信量 | 楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリア:5GBまで |
データ容量超過後の速度 | 楽天回線エリア:高速通信 パートナー回線エリア:最大1Mbps |
データ追加購入料 | パートナー回線エリア:1GB/550円 |
通話料 | Rakute Linkアプリ使用で、国内通話無料 国内通話15分かけ放題:1,100円 |
SIMの種類 | nanoSIM/eSIM |
通信サービス | 4G/5G |
スマホ販売 | iPhone/Android/Rakuten製品 など |
申し込み場所 | WEB/ショップ |
楽天モバイルは、料金プランが「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」一つなので、シンプルです。
楽天モバイルの主な特徴については、以下の通りです。
- 「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は、無制限で使っても3,278円
- Rakuten Linkアプリからの発信は、国内通話が無料
- Rakuten Hand 5Gが実質1円で購入できる
- 街の楽天モバイルショップで契約ができる
- クレジットカードがなくても契約が可能
それぞれ詳しく解説していきます。
①:「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は、無制限で使っても3,278円
✔︎Rakuten-UN-LIMIT Ⅶの料金プラン
ギガ数 | 月額料金 |
〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
2022年7月スタートの「Rakuten UN LIMIT Ⅶ」は、1GBまで0円がなくなったので、最低料金は1,078円となっています。
20GB以上は3,278円で使えますので、データをたくさん使う方におすすめです。
逆に、3〜20GBまでは一律2,178円ですので、使うギガ数によっては他社に比べて割高になります。
②:「Rakuten Link」アプリからの発信は、国内通話が無料
「Rakuten Link」アプリからの発信であれば、国内通話は無料で使うことができます。
一部の災害ダイヤルやナビダイヤルを除き、無料で通話ができますので、電話をよく使う方は非常にお得です。
一つデメリットとして、Rakuten Linkは、インターネット回線を使った通信となるため、電波状態が悪いと音がプツプツ途切れる事があります。
通話が多い人にとって少し不安な点と言えますので、どちらかと言えばプライベートの利用としておすすめです。
③:Rakuetn-Handが実質1円で購入できる!
ポイント還元を利用すると、Rakuten Hand 5Gが実質1円で購入することができます。
安くスマホを購入するのであれば、この方法がいいと思います。
④:街の楽天モバイルショップで契約ができる
楽天モバイルは、WEBからの申し込みが簡単ですが、街の楽天モバイルショップで契約する事も可能です。
疑問点や不安点を店員さんに聞けるので、契約やその後のアフターサービスも充実していると言えるでしょう。
⑤:クレジットカードがなくても契約が可能
楽天モバイルは、クレジットカードがなくても契約することが可能です。
格安SIMはクレジットカードがないと契約できない場合が多いですが、楽天モバイルはカード以外でも契約できるんです。
LINEMOの主な特徴5つを解説
出典:LINEMO
続いて、LINEMOの概要を見ていきましょう。
LINEMO |
||
ミニプラン(3GB) | スマホプラン(20GB) | |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
データ通信量 | 3GB | 20GB |
データ容量超過後の最大速度 | 300kbps | 1Mbps |
データ追加購入料 | 1GB/550円 | 1GB/550円 |
かけ放題 | 5分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,650円 |
5分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,650円 |
SIMの種類 | 標準/microSIM/nanoSIM/eSIM | 標準/microSIM/nanoSIM/eSIM |
通信サービス | 4G/5G | 4G/5G |
スマホ販売 | なし | なし |
申し込み場所 | WEB | WEB |
LINEMOの料金プランは、「3GB」と「20GB」の2種類です。
ソフトバンクの回線を使っているので、安定した通信環境でスマホが使えます。
LINEMOの主な特徴は、以下の通りです。
- プランは2つ(3GB/990円・20GB/2,728円)
- LINEのトーク・通話が無料で使える(LINEギガフリー)
-
ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーンが超お得
- 通話オプション割引キャンペーンがある
- ソフトバンク回線なので通信エリアが広い
それぞれ解説していきます。
①:プランが2つのみでシンプル(3GB/990円・20GB/2,728円)
✔︎LINEMOの料金プラン
プラン | ギガ数 | 料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
LINEMOの料金プランは、990円と2,728円の2つです。
当初は20GBプランのみでしたが、2021年7月にミニプラン(3GB)が登場しました。
料金は楽天モバイルの3GB 1,078円を下回る990円なので、かなり安く使えます。
②:LINEのトーク・通話が無料で使える(LINEギガフリー)
LINEMOの大きな特徴は、LINEギガフリーがあることです。
LINEのトークや通話は、データ消費にカウントされないので、データ容量を使い切っても、LINEは通常通り使えます。
普段の連絡をLINEメインでする方は、3GBの990円でお得に使えますね。
③:ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーンが超お得
今LINEMOのミニプランが最強と言える理由が、6ヶ月実質無料キャンペーンでしょう。
契約から6ヶ月間は、月額料金(990円)がPayPayポイントで還元されます。
3GBが6ヶ月間は実質0円で利用できるので、正直使わない理由がないです。
条件は「新しい番号」か「ソフトバンク以外から乗り換え」でミニプランを契約後、開通して利用するだけです。
後はPayPayアプリをダウンロードして、PayPayが使える状態にしておけばOKです。
PayPayポイントは契約から翌々月の末日にメールアドレスに届きますので、PayPayアプリにチャージすればポイントが使えます。
④:通話オプション割引キャンペーンがある
LIENMOにはかけ放題が2種類(5分・無制限)ありますが、どちらも1年間割引キャンペーンがあります。
1年間は、以下の金額でかけ放題が利用できます。
✔︎1年間のかけ放題料金
- 5分かけ放題:550円→0円
- 無制限かけ放題:1,650円→1,100円
実際にかけ放題をつけると、1年間は以下の金額になります。
✔︎かけ放題5分をつけた1年間の料金
ミニプラン(3GB) | スマホプラン(20GB) | |
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
かけ放題5分(1年間) | 0円 | 0円 |
合計 | 990円 | 2,728円 |
✔︎無制限かけ放題をつけた1年間の料金
ミニプラン(3GB) | スマホプラン(20GB) | |
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
かけ放題10分(1年間) | 1,100円 | 1,100円 |
合計 | 2,090円 | 3,828円 |
5分かけ放題は1年間0円で使えるので、とりあえずつけておいたほうがお得ですね。
無制限かけ放題も1年間は1,650円→1,100円で使えますので、LINE以外での通話をたくさん使う方はこちらがオススメです。
仕事用で検討されている方は、無制限かけ放題がオススメです。
⑤:ソフトバンク回線なので通信エリアが広く速度も安定
LINEMOの魅力は、何と言ってもソフトバンクのオンラインプランと言う点です。
通信エリアはソフトバンクと全く同じなので、ほぼ全国どこでも利用が可能です。
格安SIMはお昼の時間帯の速度が遅くなる事が多いですが、LINEMOはお昼の時間も速いので安心して利用することができます。
楽天モバイルとLINEMOを「料金プラン」「かけ放題」で比較
ここからは、楽天モバイルとLINEMOを「料金」「かけ放題」で徹底比較していきます。
楽天モバイルとLINEMOの「料金プラン」を比較
楽天モバイル | LINEMO | |
3GB | 1,078円 | 990円 |
20GB | 2,178円 | 2,728円 |
20GB〜 | 3,278円 | – |
3GBはLINEMOが楽天モバイルより88円安くなっています。
20GBであれば楽天モバイルが550円安く使えます。
20GB以上使うなら、無制限で3,278円の楽天モバイルがおすすめです。
楽天モバイルとLINEMOの「かけ放題」を比較
楽天モバイル | LINEMO | |
5分かけ放題 | – | 550円(13ヶ月:0円) |
15分かけ放題 | 1,100円(オプションで通常の通話アプリ使用) | – |
無制限かけ放題 | Rakuten Linkアプリ使用で、国内通話無料かけ放題 | 1,650円(13ヶ月:1,100円) |
かけ放題に関しては、楽天モバイルは「Rakuten Link」を使えば、国内通話が無料かけ放題になりますので、こちらがお得です。
ただ、インターネット回線を使った通話になるため、電波が悪いとプツプツ音が途切れる不具合が発生することがあります。
その点、LINEMOは通常の電話回線で通話ができますので、通話は5分以内しか使わない場合は1年間無料になるLINEMOがオススメです。
楽天モバイルがおすすめな方
出典:楽天モバイル
楽天モバイルがおすすめな方は、以下の通りです。
- 楽天回線エリアに住んでいる
- 通話無料で使いたい
- ショップで契約したい・アフターフォローがあると安心
- 新しい端末を格安で購入したい
- クレジットカードを持っていない
まず、楽天回線エリアに住んでいる事は絶対条件と言えます。
2022年7月の公式発表では、楽天回線エリアの4G人口カバー率は97%を超えています。
まずはご自身の住んでいるエリアが、楽天回線エリアでカバーされているか確認しておきましょう。
エリアが楽天回線でカバーされていれば、通話をよく使う方にもオススメです。
「Rakuten Link」を使えば国内通話は0円で利用できますので、実質無料かけ放題と同じで大変お得です。
後、楽天モバイルはショップが全国にあるので契約について相談することができ、契約後のアフターフォローも充実していますよ!
ポイント還元も魅力で「Rakuten Hand5G」が実質0円で購入できます。
支払い方法に関しても楽天モバイルは4つから選択できますので、クレジットカードを持っていない方にもオススメのキャリアです。
LINEMOがおすすめな方
出典:LINEMO
- 安定しているソフトバンク回線が使いたい
- 連絡や通話はいつもLINEを使う(LINEギガフリーがお得)
- 3GB以内で使う(ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン)
LINEMOはソフトバンクのオンラインプランなので、通信状態が安定しています。
使えるエリアも広いので、今まで通り大手キャリアの快適な通信環境で使いたい方はLINEMOがおすすめです。
3GB以内で使うなら、今はミニプラン(3GB)が6ヶ月実質0円なので超お得です!
また、LINEの通話やトークが完全無料の「LINEギガフリー」があるので、連絡手段がLINEメインの方はLINEMOがオススメです。
まとめ
ここまで、楽天モバイルとLINEMOを比較してきました。
楽天モバイルは「乗り換え」「端末購入」時のポイント還元を利用するとお得に使えます。
「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料かけ放題になりますので、たくさん通話をする方におすすめです。
LINEMOはソフトバンク回線ならではの安定感が魅力です。
今ならキャンペーンを使えば3GBが6ヶ月間実質0円で使うことができ、1年間は5分かけ放題が0円で使えます。
乗り換えでスマホプラン(20GB)を契約すると、10,000円相当のPayPayボーナスがもらえるキャンペーンもあるのでうまく活用すればお得になりますよ!
それぞれ特徴がありますので、契約前にじっくり比較してどちらがご自身に合っているか検討してみてくださいね!